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10日のNY外国為替市場で円相場が上昇 [外国為替概況]

10日のニューヨーク外国為替市場において、円相場が上昇、米ドルに対して、1ドル=112.40〜112.50円で取引を終了しました。
米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続観測などを背景に、前週末に円安ドル高が進行していたこともあり、確定売りが出やすい状況下、米国の10年債利回りの急低下による日米金利差の縮小に伴い、ドルを売って円を買う動きが強まったようです。

他方、北朝鮮情勢をめぐる地政学的リスクが投資家に再び意識されたと見られることも、円買いにつながったと思われます。

ただ、現在、市場では、上述のFRBによる利上げ継続観測や米国経済に対する安心感など、比較的、米ドルが買われやすい状態にあるのではないでしょうか。そうなると、円高は一時的かもしれません。

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米ドル相場、小幅上昇。FRB議長の発言が影響した模様 [外国為替概況]

 9月26日のニューヨーク外国為替市場において米ドル相場が上昇しました。円に対しては、1米ドル=112.24〜112.29円で取引を終了しています。

 米連邦準備理事会(FRB)議長の講演における物価上昇の可能性や利上げ実施を示唆する発言を受け、外国為替市場では、利上げ先送り観測の後退から、米ドル買いにつながったと見られます。ただ、終値では、前日比で小幅上昇に留まりました。

 議長は賃上げの実施を予定している企業の割合の増加などを根拠に労働市場の逼迫からの物価の急上昇リスクに対する懸念に言及した一方、経済の電子化などによる物価上昇抑制効果もあり、物価見通しに対する困難さについても指摘しています。このため、市場には物価見通しや金融政策に対する不透明感も浮上し、米ドル上昇の勢いに影響した可能性も考えられます。
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米ドル上昇。FOMCの政策決定内容が買いを下支え [外国為替概況]

 9月20日のニューヨーク外国為替市場において、米ドル相場が前日から上昇し、1米ドル=112.21〜26円で取引を終えました。

 この日、米ドル相場を支えた要因のひとつは、米連邦公開市場委員会(FOMC)によるバランスシート正常化プログラムの開始決定だったようです。具体的には、同委員会において、同プログラムの10月の開始が決定しました。

 また、12月の利上げが示唆されたこともあり、こうしたことなどが、米ドル買いにつながったようです。

 さて、今のところ、北朝鮮情勢が落ち着いていることもあり、市場における地政学的リスクに対する警戒感も和らいでいると見られることから、関心事も金融政策に移ったとの印象です。米ドル上昇の勢いがいつまで続くのかも注目されます。
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米ドル上昇、米国景気の良好ぶりを示す指標発表や地政学的リスク後退が材料に [外国為替概況]

 8月15日のニューヨーク外国為替市場では、米ドル相場が円に対して上昇、1米ドル=110.60~110.70円で取引を終了しました。

 この日、米国では、7月の小売売上高が発表され、前月比0.6%増と、事前の市場予想を上回り、5月および6月の小売売上高も上方修正されました。また、最新のニューヨーク連銀製造業景気指数も発表され、8月は25.2と前月から大幅に上昇すると同時に、事前の市場予想を上回り、2014年9月以来の高水準となりました。

 このように、米国景気の良好ぶりを示唆する経済指標の発表が相次いだことから、市場では、米国経済の先行きに対する安心感や米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が再認識され、ドル買いの動きが強まったようです。

 また、他方において、北朝鮮による米領グアム沖へのミサイル発射見送り姿勢から、このところ市場に漂っていた地政学的リスクが後退。このため、安全通貨とみなされている円を売る動きが強まったことも、米ドル上昇の支援材料となった模様です。
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7月28日のNY外国為替市場で円相場が上昇、米国成長率は急回復したものの… [外国為替概況]

 7月28日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が上昇、1米ドル=110.60~110.70円で取引を終了しました。

 この日、注目される米国の経済指標のひとつである実質GDP成長率が発表されました。その内容は、前期比年率2.6%増と前四半期の同1.2%増から増勢が加速しました。2四半期連続の減速から急速な回復を示すなど、市場の安心感を誘う内容だった…と思いきや、事前の市場予想通りの結果だったこともあり、米ドル相場は下落基調を強める展開となりました。

 さらに、北朝鮮によって発射された弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとの報道を受け、外国為替市場では、円買いの動きが強まりました。地政学的リスクの高まりが意識された場合、外国為替市場において、安全通貨とみなされている円の需要が高まることがよくあります。そして、今回もそのような動きとなったようです。

 もっとも、地政学的リスクは一時的な影響に留まる場合がある点、また、米国の成長率自体、内容としては、米国経済の良好ぶりを示すものだった点を考慮すると、週明けの米ドル相場は持ち直すのでは? と、個人的には見ています。
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7月25日のNY外国為替市場で米ドル相場が上昇。良好な経済指標が寄与した模様 [外国為替概況]

 7月25日のニューヨーク外国為替市場において、米ドル相場が上昇、1米ドル=111.85~111.95円で取引を終了しました。

 米ドル相場上昇の要因のひとつとして、米国経済に対する安心感の高まりが挙げられます。この日、米国では、5月のケース・シラー住宅価格指数が発表されました。その内容は米国の住宅市場の堅調ぶりを示すものだったと言って良いでしょう。具体的には、前年同月比5.7%上昇と、前月から上昇幅は僅かながら縮小し、事前の市場予想も下回ったものの、引き続き、高水準が維持されました。

 他方、米調査会社コンファレンス・ボードから最新の消費者信頼感指数が発表されました。それによると、7月の同指数は121.1と前月から3.8ポイントの大幅上昇となり、市場予想も大きく上回りました。内訳を見ると、現況指数が前月から3.9ポイント上昇の147.8、期待指数が前月から3.7ポイント上昇の103.3と、いずれも大きく改善しており、消費者の現状に対する満足度と先行きに対する期待度は、いずれも高まったことが窺われます。

 このように、住宅市場の堅調ぶりと消費者マインドの良好ぶりが示されたことで、米国経済への安心感から、米ドルを買う動きが強まった可能性が考えられます。
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