SSブログ

米ドル相場、小幅上昇。FRB議長の発言が影響した模様 [外国為替概況]

 9月26日のニューヨーク外国為替市場において米ドル相場が上昇しました。円に対しては、1米ドル=112.24〜112.29円で取引を終了しています。

 米連邦準備理事会(FRB)議長の講演における物価上昇の可能性や利上げ実施を示唆する発言を受け、外国為替市場では、利上げ先送り観測の後退から、米ドル買いにつながったと見られます。ただ、終値では、前日比で小幅上昇に留まりました。

 議長は賃上げの実施を予定している企業の割合の増加などを根拠に労働市場の逼迫からの物価の急上昇リスクに対する懸念に言及した一方、経済の電子化などによる物価上昇抑制効果もあり、物価見通しに対する困難さについても指摘しています。このため、市場には物価見通しや金融政策に対する不透明感も浮上し、米ドル上昇の勢いに影響した可能性も考えられます。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。