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米国の非農業部門雇用者数、9月は前月比13万6000人増へ鈍化 [経済指標・イベント]

 10月4日、米国労働省から直近の雇用統計が発表されました。それによると、2019年9月の非農業部門雇用者数は前月比13万6000人増と、前月の同16万8000人増から増勢鈍化、一方、失業率は3.5%で、前月の3.7%から0.2ポイント低下しました。失業率の低下は4カ月ぶりです。

 非農業部門雇用者数は、5月に同6万2000人増と、2月(同5万2000人増)以来の増加数10万人割れとなったものの、それ以降、増加数10万人超えを維持しており、安定感を取り戻した格好です。

 もっとも、雇用者数の増勢が徐々に鈍化していることに加え、製造業が同2000人減と、小幅ながら、6カ月ぶりに減少となったほか、小売業が同1万1000人減と、8カ月連続のマイナスとなるなど、低調な業種も見られたことなどから、今後の展開には留意が必要です。

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