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円相場の上昇が加速、ギリシャ問題、中国株急落などが影響した模様 [外国為替概況]

7月8日のニューヨーク外国為替市場において、円相場の上昇が加速、円は対米ドルで121円を割り込む展開となりました。

中国株の急落を背景に、世界経済に対する先行き不透明感が強まったと見られることや、ギリシャ情勢をめぐる懸念の高まりに加え、米国では、政策金利の引き上げ時期の先送り観測も浮上しつつあり、こうしたことなどから、円に対する需要が強まった模様です。

なお、円相場は新興国通貨や資源国通貨に対しても上昇しており、例えば、オーストラリアドルは1豪ドル=90円を割り込んで推移しています。ちなみに、オーストラリアに関しては、本日の午前中に雇用統計の発表が予定されており、その内容によっては豪ドル相場が大きく変動する可能性も考えられます。
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