米国の鉱工業生産が2カ月連続の増加。製造業、鉱業、公益事業いずれもプラスに [経済指標・イベント]
米連邦準備理事会(FRB)から、直近の鉱工業生産指数が発表されました。それによると、2016年10月の鉱工業生産指数(季節調整値)は前月比0.7%増と、前月の同0.4%増から増加幅が拡大し、事前の市場予想も上回りました。
米国の鉱工業生産指数が2カ月連続でプラスとなったのは、2015年7月(同0.6%増)、8月(同0.1%増)以来、実に1年ぶりとなります。内訳を見ると、鉱工業生産全体の75%を占めている製造業は同0.5%増と、前月の同0.3%増から増勢が加速、また、鉱業が前月のマイナスからプラスを回復、そして、公益事業(電力・ガス)もプラスでした。
このうち、注目の製造業では、自動車および同部品が前月から増勢鈍化ながら2カ月連続の増加となったほか、コンピュータおよび電子製品や建材などがプラスとなっています。こうした動きは、米国における製造業が安定感を取り戻す兆しなのか…今後の展開に期待したいところです。
米国の鉱工業生産指数が2カ月連続でプラスとなったのは、2015年7月(同0.6%増)、8月(同0.1%増)以来、実に1年ぶりとなります。内訳を見ると、鉱工業生産全体の75%を占めている製造業は同0.5%増と、前月の同0.3%増から増勢が加速、また、鉱業が前月のマイナスからプラスを回復、そして、公益事業(電力・ガス)もプラスでした。
このうち、注目の製造業では、自動車および同部品が前月から増勢鈍化ながら2カ月連続の増加となったほか、コンピュータおよび電子製品や建材などがプラスとなっています。こうした動きは、米国における製造業が安定感を取り戻す兆しなのか…今後の展開に期待したいところです。
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