米国の2016年1~3月期の実質GDP成長率・確定値が上方修正。輸出がプラス転換 [経済指標・イベント]
6月28日、米国商務省から、直近の国内総生産が発表されました。そこで、2016年1~3月期の実質GDP成長率・確定値を見ると、前期比年率1.1%増と、改定値の同0.8%増から上方修正され、事前の市場予想も上回りました。
需要項目別では、個人消費、住宅投資、輸入が改定値から下方修正となった一方、設備投資、政府支出、輸出が上方修正となりました。このうち、設備投資については、上方修正されたとはいえ、2四半期連続のマイナスであり、また、在庫投資も、引き続き、成長率の押し下げ要因となるなど、企業部門は低調のようです。
こうしたなか、輸出は速報値の同2.6%減から改定値の同2.0%減を経て、今回の確定値では同0.3%増と、2四半期ぶりにプラスに転換する形となりました。これにより、純輸出も上方修正され、3四半期ぶりに成長率を押し上げる方向へ寄与する格好となりました。
このように、2四半期ぶり輸出のプラス転換は明るい材料の1つとなるのではないでしょうか。
需要項目別では、個人消費、住宅投資、輸入が改定値から下方修正となった一方、設備投資、政府支出、輸出が上方修正となりました。このうち、設備投資については、上方修正されたとはいえ、2四半期連続のマイナスであり、また、在庫投資も、引き続き、成長率の押し下げ要因となるなど、企業部門は低調のようです。
こうしたなか、輸出は速報値の同2.6%減から改定値の同2.0%減を経て、今回の確定値では同0.3%増と、2四半期ぶりにプラスに転換する形となりました。これにより、純輸出も上方修正され、3四半期ぶりに成長率を押し上げる方向へ寄与する格好となりました。
このように、2四半期ぶり輸出のプラス転換は明るい材料の1つとなるのではないでしょうか。
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