欧州中央銀行(ECB)、政策金利を引き下げ、追加的な量的緩和の実施も決定 [内外の金融政策]
3月10日、ユーロ圏の中央銀行である欧中央銀行(ECB)は、同日開催された定例理事会において、金融政策の変更を決定しました。まず、主要政策金利であるリファイナンス金利を現行の0.05%から0.00%に引き下げました。
そして、上限金利の現行の限界貸出金利を0.30%から0.25%に引き下げ、下限金利の中銀預金金利についても現行のマイナス0.30%からマイナス0.40%に引き下げました。つまり、市中の銀行がECBに預け入れた折に課される手数料が増額されることになります。変更後の新たな金利は16日から適用される予定です。
さらに、資産の買い入れ規模についても、従来の月間600億ユーロから800億ユーロに拡大すると発表しました。
政策金利の引き下げおよび量的金融緩和政策の実施によってデフレ圧力の和らげる狙いがあると思われます。
そして、上限金利の現行の限界貸出金利を0.30%から0.25%に引き下げ、下限金利の中銀預金金利についても現行のマイナス0.30%からマイナス0.40%に引き下げました。つまり、市中の銀行がECBに預け入れた折に課される手数料が増額されることになります。変更後の新たな金利は16日から適用される予定です。
さらに、資産の買い入れ規模についても、従来の月間600億ユーロから800億ユーロに拡大すると発表しました。
政策金利の引き下げおよび量的金融緩和政策の実施によってデフレ圧力の和らげる狙いがあると思われます。
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