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豪ドル相場、久々に上昇中。中国のCPIの上昇が寄与した模様 [外国為替概況]

 豪ドル相場が久しぶりに上昇傾向を辿っています。本日(3月10日)の豪ドル相場も、1豪ドル=84.5円から85.10円台で推移しています。

 本日、豪ドル相場の支援材料の1つとなった要因は、中国の経済指標だったと思われます。実際、朝方に発表された中国の2016年2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.3%上昇と、前月から上昇幅を拡大、事前の市場予想も上回りました。ちなみに、2014年7月以来の高い伸びです。

 そして、今回のCPIの力強い上昇に寄与した要因は、食品価格の値上がりだったようです。実際、食品価格は前年同月比7.3%上昇しました。

 中国のCPIの上昇により、中国におけるデフレ懸念の後退観測に伴い、中国と経済的な結びつきが強いとの見方から豪ドルを買う動きが優勢になったと思われます。ちなみに、豪ドル相場が1豪ドル=85.0円を上回るのは、今年2月1日以来となります。

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