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米国の小売売上高は前月比0.1%減、2カ月連続のマイナスに [経済指標・イベント]

 3月15日、米国商務省から最新の小売売上高が発表されました。それによると、2016年2月の小売売上高は前月比0.1%減、一方、変動の大きい自動車および同部品を除いた小売売上高も同0.1%減と、いずれも小幅ながら2カ月連続のマイナスとなりました。ただ、いずれも、前月からマイナス幅が縮小したほか、ともに事前の市場予想を上回りました。

 品目別では、まず、ガソリンスタンドの売上高が同4.4%減と前月からマイナス幅が拡大しました。原油価格下落の影響が、まだ、続いている模様です。

 また、自動車および同部品も同0.2%減と、2カ月連続のマイナスとなったほか、電子製品・機器や食料・飲料に加え、店舗に出向く必要のないネット販売を含む無店舗小売も同0.2%減と、幅広い品目でマイナスとなっています。

 前月から増加した品目も見られたものの、総じて、米国消費の停滞を示す内容だったと言えそうです。
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