ブラジル中央銀行、今回も政策金利を14.25%に据え置き [内外の金融政策]
3月2日、ブラジル中央銀行は、同日の金融政策委員会において、政策金利を従来の年14.25%に据え置くことを決定しました。政策金利の据え置きは5会合連続です。
一方、ブラジル地理統計院は、3日に2015年の実質国内総生産(GDP)を発表、それによると、実質成長率は前年比3.8%減と、6年ぶりのマイナスとなりました。つまり、ブラジル経済は悪化しているワケです。
他方、ブラジルの1月の消費者物価指数は前年同月比10.71%上昇と、引き続き、高水準を維持しています。このように、ブラジルでは、インフレ圧力の強い状態も続いていると言えるでしょう。
以上から、ブラジル中央銀行は、引き続き、金融政策の軸足をインフレ圧力対策よりも、景気浮揚策に置いていると見ることができます。
一方、ブラジル地理統計院は、3日に2015年の実質国内総生産(GDP)を発表、それによると、実質成長率は前年比3.8%減と、6年ぶりのマイナスとなりました。つまり、ブラジル経済は悪化しているワケです。
他方、ブラジルの1月の消費者物価指数は前年同月比10.71%上昇と、引き続き、高水準を維持しています。このように、ブラジルでは、インフレ圧力の強い状態も続いていると言えるでしょう。
以上から、ブラジル中央銀行は、引き続き、金融政策の軸足をインフレ圧力対策よりも、景気浮揚策に置いていると見ることができます。
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