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米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を据え置き、景気に対する判断を下方修正 [内外の金融政策]

 米連邦準備理事会(FRB)は、26日および27日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)において、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の0.25%~0.50%に据え置くことを決定しました。

 FRBでは、昨年(2015年)12月、9年半ぶりに利上げに踏み切っていたこともあり、今回は事前の市場予想でも、据え置きが見込まれていました。

 そもそも、米国では、このところ、小売売上高が消費活動の足踏みを示す内容だったほか、製造業の低迷が続くなど、米国経済の減速傾向が鮮明化していました。このため、声明では、景気に対する判断を下方修正しています。

 今回、政策金利を据え置いた背景には、こうした米国経済に対する警戒感もあったと、思われます。そして、市場関係者の間では、今後のFRBの利上げ時期のタイミングなどについて、見方が分かれることになるのではないでしょうか。
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