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米国の消費者信頼感指数および住宅価格指数は、比較的、良好な内容に [経済指標・イベント]

 ここ最近、米国で発表される経済指標は、米国経済の停滞を示唆する内容が多かったといった印象です。ただ、昨日(1月26日)発表された経済指標は、比較的、良好な内容だったと言って良いでしょう。

 まず、コンファレンス・ボードから発表された2016年1月の消費者信頼感指数は98.1と、前月の96.3から大幅に上昇、事前の市場予想も大きく上回りました。現況指数が116.4と前月から変わらなかった一方、期待指数は85.9と、前月の83.0から上昇しました。背景には、良好な雇用環境があったようです。

 また、2015年11月のケース・シラー米住宅価格指数が前年同月比5.8%増と、2014年7月以来の高い伸びとなり、事前の市場予想も上回りました。他方、直近の小売売上高や住宅関連指標がそれぞれの停滞を示す内容だったこともあり、これらの経済指標の発表を受け、米国経済の先行き不透明感が和らぐ可能性も考えられます。
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