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米国の10月小売売上高は力強さに欠ける内容ながら、明るい兆しも [経済指標・イベント]

 米国商務省から直近の小売売上高が発表されました。それによると、2015年10月の小売売上高は前月比0.1%増と、9月と同じ伸び率でした。前月に続いて小幅の伸びに留まり、事前の市場予想も下回りました。

 一方、変動の大きい自動車および同部品を除いた小売売上高は同0.2%増と、前月の同0.3%減からプラスに転じたものの、やはり、事前の市場予想を下回りました。

 品目別では、自動車および同部品が同0.5%減と、9月の同1.4%増からマイナスへ転じたほか、ガソリン価格の下落を背景に、ガソリンスタンドの売上高も同0.9%減となり、全体を押し下げました。そのほかの品目では、衣類は同横ばいだったものの、建材・園芸や家具のほか、スポーツ用品・趣味関連などが増加しました。

 さらに、店舗に出向く必要のないネット販売を含む無店舗小売が同1.4%増と、大幅な増加となりました。

 このように、10月の米国小売売上高は、総じて、力強さには欠けるものの、明るい兆しも見られた内容だったと言えるでしょう。

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