RBA、政策金利を現行の年1.50%に据え置き [内外の金融政策]
8月1日、オーストラリアの中央銀行であるオーストラリア準備銀行(RBA)は、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを現行の年1.50%のまま据え置くことを決定しました。
ちなみに、RBAは、昨年(2016年)8月2日に現在の金利に引き下げています。つまり、今回の据え置きにより、現行金利の適用は1年を超えることになります。
現状、主要国の中央銀行の中には、金融政策の軸足について、引き締め方向へと移行しつつあるところも見られます。こうしたなか、RBAは、引き続き、金融緩和策を維持し、景気浮揚を優先させた格好です。
背景には、オーストラリアの物価上昇率が、若干、低めの水準で推移していたことや、ここ最近の豪ドル相場が上昇基調で推移していた点などがあったと考えられます。通貨高はインフレの抑制につながる可能性もあります。
そこで、従来の低めの金利をそのまま維持することにより、景気浮揚や豪ドル相場に対する上昇圧力の抑制などを通して、インフレ目標の達成を実現させる、といったところでしょうか。
ちなみに、RBAは、昨年(2016年)8月2日に現在の金利に引き下げています。つまり、今回の据え置きにより、現行金利の適用は1年を超えることになります。
現状、主要国の中央銀行の中には、金融政策の軸足について、引き締め方向へと移行しつつあるところも見られます。こうしたなか、RBAは、引き続き、金融緩和策を維持し、景気浮揚を優先させた格好です。
背景には、オーストラリアの物価上昇率が、若干、低めの水準で推移していたことや、ここ最近の豪ドル相場が上昇基調で推移していた点などがあったと考えられます。通貨高はインフレの抑制につながる可能性もあります。
そこで、従来の低めの金利をそのまま維持することにより、景気浮揚や豪ドル相場に対する上昇圧力の抑制などを通して、インフレ目標の達成を実現させる、といったところでしょうか。
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