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米ドル相場が上昇。米国の雇用統計において、非農業部門雇用者数が米国雇用の良好ぶりを示す [外国為替概況]

 8月5日のニューヨーク外国為替市場では、米ドルが上昇、一時、8月2日以来の102円台までドル高円安が進行しました。

 この日、米ドル上昇の要因となった材料は、周知の通り、米国で発表された雇用統計の内容だったと見て良いでしょう。具体的には、2016年7月の非農業部門雇用者数が前月比25万5000人増と、前月に続く20万人台の大幅増加となったうえに、事前の市場予想も大きく上回りました。

 さて、この極めて良好な雇用統計の発表を受け、市場においても、米国経済に対する先行き不透明感が和らいだと見られるほか、米連邦準備理事会(FRB)による年内利上げ観測も再浮上したと考えられます。

 そして、日米の金利差拡大を予想する投資家による円売り・ドル買いが優勢となり、米ドル高につながったようです。さらに、円相場は、米ドルのほか、ユーロや英ポンド、豪ドルやNZドル、南アフリカランドなどに対しても下落基調を強めました。
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