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11月の米国・小売売上高は小幅な伸びに留まる [経済指標・イベント]

 米国商務省から直近の小売売上高が発表されました。それによると、2015年11月の小売売上高は前月比0.2%増と、小幅な伸びに留まりました。一方、変動の大きい自動車および同部品を除いた小売売上高は同0.4%増と、前月の同0.1%増から増勢が加速しました。

 品目別では、自動車および同部品が同0.4%減と、前月の同0.3%減に続き、マイナスとなったほか、ガソリン価格の下落を背景に、ガソリンスタンドの売上高も同0.8%減となりました。ガソリンスタンドの売上高のマイナスは5カ月連続です。

 ただ、その一方で、電子製品・機器が同0.6%増と、2カ月ぶりのプラスとなったほか、家具のほか、スポーツ用品・趣味関連や食料・飲料なども増加しました。さらに、店舗に出向く必要のないネット販売を含む無店舗小売が同0.6%増と前月の同1.4%増から増勢が鈍化したものの、7カ月連続でプラスを維持しています。

 このように、自動車関連は低迷しているのに対して、その他の品目には明るさの感じられる内容だった印象です。
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