米国の鉱工業生産は2カ月連続のマイナス、ただ、製造業は持ち直す [経済指標・イベント]
米連邦準備理事会(FRB)から、直近の鉱工業生産指数が発表されました。それによると、2015年10月の鉱工業生産指数(季節調整値)は前月比0.2%減と、前月に続くマイナスとなりました。内訳を見ると、鉱工業生産全体の75%を占めている製造業は同0.4%増と3カ月ぶりのプラスでした。自動車および同部品が同0.7%増と2カ月連続で増加したほか、建材が同1.7%増でした。
一方、鉱業が同1.5%減と、前月の同2.4%減からマイナス幅は縮小したものの、2カ月連続で減少したほか、公益事業(電力・ガス)も同2.5%減と、3カ月ぶりの大幅なマイナスでした。
このように、今回は、製造業が持ち直した反面、鉱業と公益事業が大きく落ち込んだことから、鉱工業生産がマイナスとなった格好です。
ただ、このところ、米国において、製造業部門の低調ぶりを示す経済指標の発表が相次いでいたこともあり、今回の鉱工業生産における製造業の改善は、明るい材料となるかもしれません。
一方、鉱業が同1.5%減と、前月の同2.4%減からマイナス幅は縮小したものの、2カ月連続で減少したほか、公益事業(電力・ガス)も同2.5%減と、3カ月ぶりの大幅なマイナスでした。
このように、今回は、製造業が持ち直した反面、鉱業と公益事業が大きく落ち込んだことから、鉱工業生産がマイナスとなった格好です。
ただ、このところ、米国において、製造業部門の低調ぶりを示す経済指標の発表が相次いでいたこともあり、今回の鉱工業生産における製造業の改善は、明るい材料となるかもしれません。
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