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米ドル相場が上昇。良好な消費者信頼感指数などを好感か? [外国為替概況]

 昨日(7月29日)のニューヨーク外国為替市場では、米ドルが対ユーロのほか、円やスイスフランに対しても上昇するなど、米ドル買いの動きが優勢となりました。

 米国では、スタンダード・アンド・プアーズから発表された5月のケース・シラー住宅価格指数が、前月比0.3%の低下となりました。事前の市場予想では上昇を見込んでいたことから、予想外の低下となりました。

 ただ、その一方で、大手民間調査機関のコンファレンス・ボードからは、消費者信頼感指数が発表されており、7月は90.9と、前月の86.4から大きく上昇、2007年10月以来の高水準となりました。当然ながら、事前の市場予想を上回る結果です。期待指数が92.7と、前月の86.4から、また、現況指数も88.3と、前月の86.3から、それぞれ上昇しました。

 こうしてみると、外国為替市場では、消費者信頼感指数の極めて良好な内容が好感された格好となりました。

 また、ここ最近、米国における雇用環境の良好ぶりを示す経済指標の発表が続いたことなどを踏まえ、30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明において、利上げに関する言及が見られるのではないか、といった観測も浮上し、米ドル買いの支援材料になった、との見方もあるようです。
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