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中国人民銀行、政策金利を引き下げ、預金準備率も引き下げ [内外の金融政策]

 10月23日、中国の中央銀行に当たる中国人民銀行は、政策金利である銀行の貸し出し金利を従来金利から0.25%引き下げて4.35%へ、また、預金金利についても従来金利から0.25%引き下げて1.50%とすることを決定しました。

 さらに、預金準備率(市中銀行が中央銀行に預ける資金の割合)の比率の0.5%の引き下げも決定されました。変更後の準備率は17.5%となります。

 変更後の政策金利および預金準備率は24日より適用される予定です。

 このほか、中国人民銀行は、銀行が預金金利を決める際の上限規制を撤廃、これにより、銀行金利は原則、自由化されます。

 なお、中国における政策金利引き下げは2014年11月以降、断続的に実施されており、今回で6回目、直近では、今年8月に行われました。一方、預金準備率の引き下げについても8月以来の実施となります。

 足元では、中国の景気減速傾向が強まっており、今回の措置は、こうした景気減速傾向に歯止めを掛けるための対応と考えられます。
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