SSブログ

中国人民銀行、政策金利の引き下げで景気テコ入れを目指す [内外の金融政策]

 8月25日、中国の中央銀行に当たる中国人民銀行は、政策金利である銀行の貸し出し金利を従来金利から0.25%引き下げて4.6%へ、また、預金金利についても従来金利から0.25%引き下げて1.75%とすることを決定しました。

 さらに、預金準備率(市中銀行が中央銀行に預ける資金の割合)の比率の引き下げ(0.5%)も決定されました。変更後の新しい政策金利は26日より適用、一方、預金準備率の引き下げは、9月6日から実施される予定です。

 なお、中国での政策金利引き下げは2014年11月以降、断続的に実施されており、今回は5回目、直近では、6月に行われています。また、預金準備率の引き下げは、4月以来、約4カ月ぶりとなります。

 足元における、中国景気の減速感の一段の強まりが鮮明化しつつあることを受け、中国経済の一段のテコ入れを目指した対応と思われます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0