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米国の2020年10月~12月の実質GDP成長率は前期比年率2.1%増で確定 [経済指標・イベント]

3月26日、米国商務省から最新の実質GDP成長率が発表されました。それによると、2019年10~12月期の実質GDP成長率(確定値)は前期比年率2.1%増で、速報値および改定値に据え置かれました。

 各需要項目の改定状況は以下の通りです。
          確定値   改定値
個人消費    :同1.8%増←同1.7%増(上方修正)
住宅投資    :同6.5%増←同6.2%増(上方修正)
民間設備投資  :同2.4%減←同2.3%減(下方修正)
在庫投資(寄与度):同1.0%減←同1.0%減(修正なし)
政府支出    :同2.5%増←同2.6%増(下方修正)
純輸出(寄与度) :同1.5%増←同1.5%増(修正なし)
 輸出     :同2.0%増←同2.1%増(上方修正)
 輸入     :同8.4%減←同8.6%減(上方修正)

個人消費と住宅投資が上方修正された反面、企業部門では、民間設備投資が下方修正によりマイナス幅拡大、また、在庫投資の成長率への押し下げ作用が確定するなど、企業部門の停滞ぶりが示されました。

また、外需関連では、輸出がプラスだった一方、輸入が大幅に落ち込んだことにより、純輸出は成長率を押し上げる方向へ寄与する形となりました。

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