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2018年8月の米国の鉱工業生産指数は前月比0.4%増。自動車関連が同4.0%増の大幅増加 [経済指標・イベント]

 9月14日、米連邦準備理事会(FRB)から直近の鉱工業生産指数が発表されました。それによると、2018年8月の鉱工業生産指数(季節調整値)は前月比0.4%増となり、3カ月連続のプラスでした。

 内訳を見ると、まず、鉱工業生産全体の約75%を占める製造業が同0.2%増と、3カ月連続のプラスだったものの、2カ月連続で増勢が鈍化し、比較的、小幅な伸びに留まりました。製造業の内訳を見ると、まず、自動車および同部品が同4.0%増と大幅増加となり、前月の同1.4%減から2カ月ぶりにプラスに転じました。

 ただ、その一方で、建材が横ばいだったほか、情報処理関連製品(同0.8%減)やコンピュータおよび電子製品(同0.3%減)、家具関連(同1.0%減)などが減少しました。

 一方、製造業以外では、鉱業が同0.7%増と7カ月連続のプラス、公益事業(電力・ガス)も同1.2%増と2カ月連続のプラスと、いずれも、比較的高い伸び率となりました。

 このように、今回は、製造業が、若干、力強さに欠ける内容だったなか、自動車関連、鉱業および公益事業(電力・ガス)が全体を下支えした格好です。
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