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8月24日のニューヨーク外国為替市場にて、米ドル相場は4営業日ぶりに円高ドル安で終了 [外国為替概況]

 2018年8月24日のニューヨーク外国為替市場において、米ドル相場は1ドル=111.20円台前半と、前日と比べ、僅かながら円高ドル安水準で終了しました。米ドル相場が前日から円高ドル安で終了するのは4営業日ぶりです。

 おおまかにこの日の相場展開を概観すると、前日終値とほぼ同水準での取引開始となった米ドル相場は、一旦は1ドル=111.40円台後半まで上昇したものの、ポンペオ米国務長官の訪朝中止の報道が流れると、その直後に1ドル=111.11円近辺まで下落しました。そして、それ以降、方向感の乏しい相場展開を続け、取引終了間際になって、ようやく値を戻したものの、前日終値手前での終了となりました。

 つまり、この日の米ドル相場は、ほぼ円高ドル安水準での動きに終始した格好です。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、講演において、利上げを緩やかに進める姿勢を示したことから、外国為替市場でFRBによる利上げ打ち止め観測が広がり、米国金利の低下、および、米ドル売りにつながったようです。
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