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IMFの2020年世界経済率見通し、前年比3.0%減のマイナス予想に [経済指標・イベント]

 4月14日、国際通貨基金(IMF)から最新の世界経済見通しが発表されました。それによると、2020年の世界成長率見通しは前年比3.0%減と、2019年の同2.9%増から一転してマイナス成長となる見通しでした。

 地域別では、先進国・地域の成長率予想が同6.1%減、一方、新興国および途上国・地域の成長率予想が、同1.0%減と、いずれも前年のプラス成長から落ち込む予想へ下方修正されました。

 今回の世界経済成長率見通しの大幅な下方修正は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による世界経済の縮小予想を反映したものと思われます。

 そして、両地域の成長率予測を見ると、新興国および途上国・地域よりも、むしろ、先進国・地域の成長率の落ち込み予想幅が大きいことが見て取れます。IMFでは、先進国・地域経済に対する感染拡大の影響が、新興国および途上国・地域に対する影響より大きいと見ているようです。

 なお、日本の成長率は同5.2%減との予想となっています。
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