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午前中の豪ドル相場、一時的に上昇。オーストラリアの雇用統計を好感 [外国為替概況]

 2020年1月23日、オーストラリア統計局から最新の雇用統計が発表されました。それによると、2019年12月の雇用者数は前月比2万8900人増と、11月の同3万8500人増から増勢は鈍化したものの、事前の市場予想上回り、前月に続く大幅増加となりました。

 内訳をみると、フルタイムの雇用者数が同300人減と前月の同3300人増からマイナスへ転じた一方、パートタイムの雇用者数は同2万9200人増と、前月の同3万5100人増から増勢鈍化となりました。

 同時に発表された失業率は5.1%と11月の5.2%から低下し、事前の市場予想との比較でも良好な内容でした。ちなみに、失業率は10月の5.3%から2カ月連続の改善です。一方、失業率との関連で注目される労働参加率は65.98%と前月と同水準を維持しました。

 外国為替市場では、2カ月連続の雇用者数の大幅増加や失業率の改善を好感、雇用統計発表直後に豪ドル相場が急上昇し、一時、1豪ドル=75.50円近辺まで円安豪ドル高が進行しました。

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