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2017年8月の米国雇用統計は、若干、力強さの乏しい内容に [経済指標・イベント]

 9月1日、米国労働省から最新の雇用統計が発表されました。それによると、2017年8月の失業率は4.4%と前月の4.3%から0.1ポイント上昇しました。失業率の上昇は2カ月ぶりとなります。また、失業率との関連で注目される労働参加率は62.9%で前月と同水準に留まりました。

 一方、非農業部門雇用者数は前月比15万6000人増と、前月の同18万9000人増から増勢が鈍化しました。前月の雇用者数は下方修正され、2カ月連続の20万人割れになると同時に2カ月連続の増勢鈍化となりました。業種別の雇用者数では、製造業および建設業が大幅な増加だった一方、小売や卸売、不動産などは小幅な増加に留まるなど、停滞感の示された業種も見られました。

 このほか、時間当たり平均賃金を見ると、8月は同0.1%増と、7月の同0.3%増から増勢が鈍化しました。

 このように、米国の雇用統計は、若干、力強さの乏しい内容だったようです。このため、今後の展開には留意が必要と思われます。
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